既製品金物製テーブル一本脚について2016年11月

ある現場で二人掛け用カフェテーブルの注文を複数台いただきました。

その際に家具販売店様から数社のメーカーのカタログをもらい、床に接する部分が十字型デザインの金物製1本脚を何種かピックアップしてお客様に提案しましたところ、その一つをお選びになったのです。

天板はうちで木を幅はぎして作り、当日現場で1台ずつビスもみして取り付けていったのですが、どうもレベル(水平)がでず、ものによっては天板の対角で20mmも高低差が生じるものもありました。

不具合があると販売店様に伝え、すべてのうち何台かを差し替えてもらったのです。

そしてボツになったその何台かをメーカーさんに送り返してもらったところ、メーカーさんは「誤差は既定の範囲内で問題はありません」とまた送り返してきたのです。

「そうか、うちの取り付け方がまずかったのかな?」と最初は思ったのですが、送り返された脚を社内で一つ一つ定盤の上でしっかり測りなおしたところ、どう見ても十字脚の対角で高低差が大きいところで10mmほどあります。

それを販売店様経由でメーカーさんに伝えていただき、メーカーさんにお越しいただくことになりました。

そして現物を前に状況を説明すると、メーカーさんもその歪みを目の当たりにしてさすがに認めざるを得なくなったようで「持ち帰ります」とすべてを車に積まれました。

「この商品はよく出るが、こういったクレームは一度もなかった」と販売店様経由できいていたのですが、ここまで歪んでいるのにクレームがなかったというのは本当に理解に苦しむところです。購入している人がみなさん寛大な人だったということなのでしょうか?

最初「問題ありません」と送り返してきたのも何だったのかよくわからないままですが、おそらく測り方が不十分だったのだと思います。(間違っても「「問題ない」と送り返したら相手は動揺して泣き寝入りするだろう」と弊社のことをなめてかかったのではないと思いたい)

こういう金物製の一本足は溶接によって金属にゆがみが生じやすいと思います(一応弊社も鉄工部門が同じ敷地にありますのである程度わかります)。

それを、天板に接する240mm角プレートの近辺で脚までの距離をはかり、それが規定内とおっしゃられても、実際は溶接で直角が出てなかったりするわけで、複数の角度から計測して初めて歪んでいないということを立証できるものだと思います。

今回は販売店様もメーカーさんも誠意ある対応をいただいたので感謝していますが、今後はこういったことを踏まえて脚選びを行わなければならないと感じました。

スポンサーサイト
プロフィール

ヨシタケ@丸萬

Author:ヨシタケ@丸萬
http://www.maruman-kyoto.com/

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR